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番組はネット放送に移行してから、
和歌山県田辺市立秋津川中学校を皮切りに、
今回の鹿児島県大島群瀬戸内町立秋徳小中学校と、
大阪を飛び出しての取材をしています。
番組は、教育の原点を探求すべく、
これからもいろいろな所へ出かけて行きます。
(ひぐま)
2011年!あけましたからおめでとうございます~~~っ!!!
hanaでぇす!第51回新春スペシャル!Joint広場Honeybeeは
東洋のガラパゴス奄美大島から船で更に南へ、
雄大で濃厚な手付かずの大自然が残る、加計呂麻島からお送りしていま~~~す!!
ほっほっほ。
「東洋のガラパゴス」ですよ。みなさん。
決して大げさではないこのコピー、実感してまいりました。
島特有の進化を遂げた動植物は勿論、実感したのは、「大自然と共に生きる人の姿」。
受け入れることがあたりまえのように「自然がそこに」あり、
その中で、テレビやゲームといった手の中目の前のモノではない「楽しみ」「喜び」
を独自に創造して行く。
人が古来より持っている「創りだす力」、その本能を、
より強く、身近に感じてまいりました。
そんな、加計呂麻島の「秋徳小中学校」にての収録です。
「秋徳小中学校」は、鹿児島県の津曲宏子先生からご縁を戴いた「はまだゆかり」先生の勤務先。
はまだゆかり 先生は、今や、奄美大島でダイブレイク中のシンガーソングライターでもあります。
「秋徳小中学校」の音楽室。
あれよあれよというまに組みあがっていく、
ひぐまプロデューサーの必殺アイテム、移動スタジオセット。
およそ15分で音楽室は「ひぐまスタジオ」に早変わり。
いよいよ収録開始です!開始にあたり、
番組作りに参加してくださる、
秋徳小中学校の校長先生、教頭先生、
はまだゆかり先生、
一輪車おじさんこと向井章先生のお声をひと言ずつゲット。
それでは今回のコンテンツ~!まずは、
昨年12月18日に行われました、
貝塚市立津田小学校での餅つき大会の様子。
地域の皆様のご協力の下、第27回を数えるそうです。
小学生が招待状を持って高齢者のお宅へ一軒ずつ持っていくなど独自の動きも紹介。
いろんな方のインタビューもお送りしました。
そしてそして!舞台を目の前に移します!
ここは奄美・加計呂麻島!港についてから山越え谷越えたどり着いた、
鹿児島県奄美郡瀬戸内町立秋徳小中学校の音楽室!
第51回は、秋徳小中学校の、校長先生&教頭先生のお話を中心にお送りします!
「寒いですねぇ・・・」から始まる会話。。。。
そう。めっちゃ寒かったんですよ。収録当日。。。。
校長先生のお話によると
秋徳小中学校は小学生4名、中学生2名の小規模校。
教員は合計8名。教職員の数のほうが多いんです!
← 校長 伊地知 学 (いじちまなぶ)先生
教頭 柳田 昇一 (やなぎたしょういち)先生 →
3年生の担任もしている
ずいぶんな山奥に位置するこの学校に赴任した当時のことを、
校長・教頭、それぞれから大変なことは何か、お伺いしました。
生活面では、日用品の調達などの買い物に奄美本島へ渡らないといけない、
台風が来たときに、目の前の海から大波が打ち寄せる様子を見るのが結構怖い。。。
他には、アイスクリームなど食べたいものを食べたい時に・・・
がなかなか実現しない。。。などもありましたよ!ナマでないと聞けない、よもやま話ですね。
続いて、教頭先生に学校と周辺地域の歴史をお伺いしました。
秋徳小中学校は創立108年。地域の皆様との交流があってのこの学校。
地域の皆様は、学校から聞こえる子供の声を聞いて、元気をだす。
「学校」という独立したものではなく、「町」の中にある一つの「施設」=「学校」という見地で
みんなが捉えているのです。
たとえば、集合学習。加計呂麻島には少人数学校が点在しているため、
スポーツ団体競技など、人数がいないと出来ない様々なことを
一堂に会することで実現しているそう。
「島口」の継承のため、方言劇という取組みも行われています。
奄美大島とはまたすこし違う、加計呂麻の島口。
細かく言えば、古い昔、道路が発達していなかった頃には
集落ごとに違う文化があり、それぞれの島口があったそう。
また島の歴史の中では、島口から標準語への切り替えを促す動きがあり
今の40代50歳代にとっては記憶に残っているそうです。
しかし、現在は、コトバ=文化 という考えの下、
「島口」の継承に改めて地域との連携とともに力を注いでいらっしゃいます。
少人数。だからこそ、一人一人と向き合い、個性を見極め、正面から向かい合う。
そこには言い訳も逃げ場も用意されていない。
一人の人として、子供と向き合うことが出来なければ、何事も次へ進まない。
向き合うためには常に自分自身が日々向上し続けていかなければならない。
教育の原点ともいわれるべき熱い思いを
いま、目の前で語ってくださる、教頭、校長。
こんな熱い先生方に見守られながら、
秋徳小中学校のこどもたちは大きくなっていくんだなぁ。。。。
なんか。うれしいっす。じ~~~~ん。。。。。。。。
そして、すこぅし、後半にご登場いただいた、「はまだゆかり」さん。
収録前日に一緒に大騒ぎさせていただいたお店、「かずみ」の紹介も交え、トーク開始です。
昨年1月、奄美FMの番組として始まった「あっただんまどぅし」。
「(であったとたんにおともだち)」という意味のタイトル。
はまだゆかりさんの旦那様、太陽オヤジこと「まーぼ」がパーソナリティ。
島の人たちが皆お友達になれるといいなという思いの元に始まった番組です。
まーぼの番組作りへの思いを聞いて、趣味として曲作りをしていたゆかりさんが反応。
エンディング曲として手がけ、提供したのが、代表作「むぎわら帽子」。
FM電波に流れるや否や、問い合わせが殺到。
CDになり、奄美大島空港のウェルカムソングとなり。。。。
今や、奄美大島に知れ渡る名曲とシンガーになっています。
そして、飛び道具、一輪車おじさん。
はまだゆかりさんとはずいぶんと長く同僚勤務をされています。
曲作りへの協力もしてくださっています。彼は彼で、様々な逸話の持ち主。
次回はその逸話も交えて、
はまだゆかりさん、一輪車おじさんをメインゲストにお送りしまっせ~~~~!
楽しみ楽しみ♪
そして最終、「コトバの玉手箱」は
「一本のわら」をお送りしました。
次回!奄美大島特集第2弾!濃いで~~~~~っ!
おっ楽しみに~~~~!
あ。そだ。タイトルにお借りした「島口」
「うがみしょうら~」 (一輪車おじさんが言ってたよ)
はじめましてとかこんにちは の意味なんだよ。
楽しいね!島口!