Copyright(C)2011 Joint広場Honeybee   All Rights Reserved.

中学生が道徳資料の朗読に挑戦する。

道徳は決して大人からの価値観の押しつけなどではなく、

先生と生徒が一緒に考え、体験する

知的トレーニングの時間なのだと、私は思います。

（ひぐま）

ha～naでっせ～♪（二鶴さん風に…）
第56回を迎えましたよ～～～～！！

さささ。今回の放送内容を順番に追いかけていきましょう。

まずは！葛城幼稚園の　南峯子主任先生のお声にて
園の紹介！「たけのこ掘り」にBunbunもhanaちゃんも興味しんしんです。
続いて園児の声による園歌です！今回もしゃかりき元気な声が可愛かったですよ～！

そして「少年の主張」今回紹介したのは
貝塚市立葛城小学校６年生　中野水貴さん「小さなことから」です。
テーマは「ユニセフ（国際児童基金）」
偶然手にした一冊の本から、世界の経済情勢、貧困に苦しむ国、

そこに暮らす人たちの生活様式に触れ、「自分に出来ること」は何かを考え、
その具体例の一つに「ユニセフ募金への参加」を掲げ、
「一人のチカラは小さくても、たくさんの人の善意が集まれば大きな力になる」ことを訴えています。
6年生にして素晴らしい着眼点を見出した彼女の今後、世界への関心。

貧困、差別、戦争、人間が作り出したあらゆる悲しみ、その悲しみを身にうけ苦しむ人々、

当たり前の生活をおくれていない子供、気づいた今から、更に追求し常に考え続けるべきテーマを
これからも忘れることなく追い続けて欲しい。
そう強く思った番組スタッフでした。

合間には　奄美大島在住、シンガーソングライター教諭、「はまだゆかり」さんのアルバム
「南風（かぜ）の記憶」から「銀の鳥」をお送りしました！

さてさてそして！コトバの玉手箱ちゅうがくせぇバージョン！
登場したのは　　貝塚市立第二中学校２年生　鶴和由季さん！
「ん？なんか聞いたことがあるぞ？」と気づいた方は「ハチミツ(Honey)通」。
彼女は、 第31回放送、2010年8月18日放送に出演していらっしゃるのでございます。
実は彼女、昨年2010年に、Senshu Jolly FMにて仕事体験。
その際に中学校のCMを作ったということで、当番組のゲストとして来てもらいました。
鶴和ちゃん、なんとその時の経験がきっかけとなり、ラジオ制作に興味を持ち、
将来も放送関係のスタッフとして働きたいという希望が沸くのです。
このときの経験を生かし９月には貝塚市英語暗唱大会に出場し、２年生の部で入賞。
その後、学校の道徳のCD制作に取り組みました。
CD作品にはナレーターとして参加、ひぐま先生とともに道徳教材を作ったそうな。

これが！またまたええ仕上がりなんでございます！
新美南吉の「花のきむらの盗賊たち」。
夏休み、hanaも、すこぅしだけ、鶴和ちゃんの練習風景を覗かせていただきましたが、
なかなかいい感じ。でした。・・・のですが。
作品はさらに良き仕上がり。Ｇｏｏｄですよ！

番組では、まず、2010年の鶴和ちゃん作、貝塚市立第二中学校のＣＭを2本続けて、
その後に朗読作品をお送りしました。

おお。鶴和ちゃん、やるねぇ。おぬし。

現役中学生が、道徳授業の教材を作成し、本人も交えてその教材を使った授業が実際に行われる。

すぐ身近にいる友達の声が聞こえてくる。
否応ナク、みんな、耳を澄ませ聞き入っている。。。そうだ。

そりゃそうだよね。
そして、ＣＤの作成について感想を尋ねたり、答えたり、
そのうちに、「自分にも出来るかな」「自分もやってみたいな」
という気持ちが芽生えるひとも出てくる。

アリモノ　を　ウケトリ　学習するのも勿論否定しない。
でも、
おなじ　アリモノ　なら、　現場　で　タチアゲ　てみると

もっと面白いのではないだろうか

とわたしは　思う。

参加意識が高まるのだ。本人も嬉しいが、友達、知り合いも嬉しいのだ。
鶴和ちゃんの感想インタビューでも彼女の声がいきいき弾んでいるのが判る。
楽しいのだ。こういうの。


こんな試み。どんどん広まっていくといいな。
ちゅうがくせぇ時代　　って。
何がきっかけで人生変わるかわからないのだもの。

なんでもかんでも面白いモノはやってみるべき。
そばにいる先生が「うりゃうりゃ」たきつけてくれたら
その選択肢も増えるよね。

「花のきむらの盗賊たち」を聞きながらそんなことを思ふhanaなのでした。