あるキリスト教関係の私立中学高校から依頼され、
先生方に英語授業法について講義をしたことがあります。
It's 2 o'clock now. It's hot today. It will be sunny tomorrow.
It の用法についての話の中で、It は、I + t で、「私は」「t=十字架=キリスト」という訳になります。
つまり、It は「神」を意味しているのではないかというお話をしたことがあります。
時間も天候も、人間にはコントロールできず、全ては神の業ですと。。。
写真の本の著者、渡辺和子さんは、85歳(2012年現在)。
ノートルダム清心女子大教授、学長を経て、ノートルダム清心学園理事長として現役です。
彼女は言います。
「境遇を選ぶ事はできないが、生き方は選ぶことができる」として、
「自分が置かれた場所で精一杯咲き、そこが和やかな場になるようにすればいいのです。その力があるのに、ただ環境のせいにして甘えている人が多いと思います。」と鋭く迫ります。
ふがいないありのままの自分の存在を認め、そこからどう生きていくかを諭します。
話は戻り、講演会の後、「ひぐま先生はクリスチャンですか?」と尋ねられましたが、
その先生の期待に添えず残念ながら、そうではありません。
ただ、通っていた幼稚園がカトリック系だったので、神様の話をたくさん聞くことができました。
「自分では変えられないこと。自分だからこそ変えられること。」
この2つをきちんと意識しておくだけで、少し元気に頑張れるような気がします。
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