番組プロデューサーのひぐまです。
約1年半ぶりにJoint広場Honeybeeの番組を更新しました。
なんとものんびりとした更新で、「もうやめちゃったの?」と思われていたリスナーの方も多かったのではないでしょうか?
振り返れば、番組を始めた2010年当初は、FM貝塚での毎週1時間のオンエア生番組でしたので、寝る間を惜しんで番組制作をしていました。
閉局後からは、FM貝塚の局長が開設したネットラジオ番組で、やはり1時間番組を2週間ごとに更新していました。この時も追われるように教育情報を探しての深夜にわたる収録作業が続いていました。
独自のホームページを立ち上げてからは、不定期に、さらに放送時間枠も様々で、自分たちのペースでの番組作りができるようになりました。一方で、情報は貝塚市内の学校現場を離れて、どちらかというと、一般的な教育との関わりでの番組作りへと変化していきました。
そしてついに、私たちは番組制作のために、無理をしながら情報を探したり、追いかけることを一切やめました。
今回の第100回目の放送は、今までの番組制作でのつながりやご縁があり、出演者の熱意と私たちの番組づくりの気持ちが合致して、番組が出来上がりました。
畑中廣之さん(写真奥)は、1年も前から私たちの番組のことを知り、街頭紙芝居という自分の活動と、ラジオ出演について、その関連性をずっと考えられてきた方でした。そんなお気持ちを知り、お見合いが成立。一緒に番組を作り、「街頭紙芝居」と「教育」について語り合おうということになりました。本当にやりたいことだけをやろうとしたら、気がついたら1年以上も間があいていました。
今回は、26分の短い番組ですが、私たちも作りたかった番組を作ることができました。
どちらかというと、忙しすぎて学校外へなかなか出る機会がなくなる今の学校現場の中で、教員としての特性を生かしながら、社会との関わりを深めていくということに共感も致しました。
「街頭紙芝居」という大衆伝統文化の中に、SNSなどの新しいコミュニケーションツールの台頭で失われつつある、人と人との生の関わりや、読書活動へ導くための重要なヒントを見つけることができました。
畑中さん、ありがとうございました。
2017.7.17 ひぐま記す
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