ひぐまです。
第15回 yosakoiソーリャ!祭りが7月29日に行われました。
今回は1,200人収容の貝塚コスモスシアター大ホールが一時超満員で立ち見も多数出る大盛況となりましたが、席の譲りあいが自然に生まれて、微笑ましい光景も多々見られました。
貝塚市の藤原龍男市長もあいさつに駆けつけて下さり、その後も熱心に演舞を見て下さいました。
大阪で初めてのよさこい関連祭りとして立ち上げたyosakoiソーリャ!祭り。
その後、ホストチームが中心となり、大阪各地や他府県でのよさこい導入を微力ながらお手伝いしてきました。
今となっては数えきれないほどのよさこい関連祭りがありますが、
大阪での最初のひとしずくは、この小さな祭りであり、
そこから少しずつ波紋を広げ来た経緯があります。
祭り規模は他の祭りの方が圧倒的に大きくなりましたが、
yosakoiソーリャ!祭りが目指し、継続して来た事は、まったく別の視点の祭りでした。
規模が大きくなればなるほど、祭り運営費用や参加費用がかかり、
少人数や出来立てのチームは参加しにくくなります。
またスタッフ等の数も多く必要になり、準備にかける時間も労力も膨大となり、常に継続の不安が出てきます。
また観客の立場からすると、炎天下での観覧は、特にお年寄りや小さな子どもにとっては大変です。
このジレンマに対しては、
一般財団法人貝塚市文化振興事業団コスモスシアターの主催及び全面バックアップで
大ホールで開催する事により、
参加費不要、入場料無料、かつエアコンの効いた涼しい会場でゆっくり座ってみてもらえるという
みんなにとって優しい環境を整える事ができています。
出来立てのチームは、yosakoiソーリャ!祭りが初舞台であってくれるとたいへんうれしく思います。
そしてお互いの演舞をゆっくり見る中で、踊りのテクニックやチームの和気あいあいとした雰囲気を見て、
良い点をどんどんと自分たちのチームの中へ取り入れてくれれば、うれしく思います。
つまりは、
目的を大切にして、規模を不必要に大きくしない事。
初心を大切にして、チームを育てる祭りであり続ける事です。
15回という数字はある意味、節目的な数字です。
第16回からは、この「チームを育てる」というコンセプトをさらに具体化していく企画が現在進んでいます。
yosakoiソーリャ!祭りを牽引して来た、夢舞隊(ゆめぶたい)が旗ふり役となり、指導者講習会や踊り子講習会を今後実施して、参加チームの技術向上やチーム運営の支援を行います。
具体的には、天空シナトヤ中村伸幸先生を指導講師に迎えて講習会を行う計画です。
高知よさこい祭りの魂や、確かな技術を伝授してもらえる絶好のチャンスとなることでしょう。
Joint広場Honeybeeの役割は、ネット放送という媒体を通して、啓発活動や広報活動で協力していきたいと考えています。
この「小さくあり続ける祭り」「チームを育てる祭り」をぜひ今後も応援して下さい!
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