2011.12.10配信
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今までたくさんの学校を研究視察してきましたが、
こんなに素直に感動し、
気持ちが引き締まり、背筋が伸びる思いがしたのは、
はじめての事です。
学校には至る所に、
思いやりと感謝の心が満ちあふれています。
鹿児島市立伊敷台中学校では、
確かな学力はもちろんのこと、
将来、社会で生きていくための
ほんとうに大切なことが教えられています。
(ひぐま)
☟写真をクリックするとスライドショーが始まります。
ひぐまです。
2011年11月25日から3日間、鹿児島へ研修に行ってきました。
昨年の11月の放送で特集した、津曲宏子先生の勤められる
鹿児島市立伊敷台中学校へお伺いして、
全校縦割り清掃活動を中心とした学校の取り組みについて研修しました。
鹿児島市立伊敷台中学校(校長:小水流 秀朗先生、生徒数684名)は、
平成22,23年度、鹿児島市教育委員会研究協力校「確かな学力」研究の指定を受け、
2011年11月8日(火)に、
「基礎・基本の定着を図る指導法の工夫と望ましい学習環境の整備
〜授業の「まとめ」と縦割り作業を通して〜
を研究主題にした発表を行った学校です。
上の写真とその解説を見ても一目瞭然、
学校は落ち着き、生徒は熱心に学習や環境整備活動に取り組んでいます。
学校はこの数年間の取り組みで、
「環境は人を育てる」という考えで、
「次に使う人の身になって、、、」「次に入学してい来る後輩達にきれいにして伝える」という
思いやりの心を、実際の作業を通して身につけていっています。
「週目標」を立てて、先輩が後輩の見本となり、リーダーとなり、
「一生懸命はカッコいい」校風を作り上げています。
そのために清掃活動は3学年の縦割り活動を原則として、
先輩が後輩を援助、助言し、反省会などを通してのふりかえり活動も行っています。
実際の清掃は5分間の準備時間の後、10分間の短時間ですが、
無言清掃で集中して真剣に行われます。
そこでは、「がまんする心」「気づく心」「思いやりの心」「感謝する心」「正直な心」など、
人間として、そして将来社会に出た時に役立つ力、生きる力を身につける事をめざしています。
小水流校長先生はじめ、教頭先生、教務主任の先生、学年の先生方、
津曲先生はもちろんのこと、特に生徒指導のM先生や3年の学年主任のS先生からは、
直接たくさんのお話やアイデアをお伺いし、大切なことを教えていただきました。
そして何より学ばせてもらったのは、伊敷台中学校の生徒の皆さんからです。
本当にありがとうございました。
このページと放送音源にて、すばらしい生徒の皆さんと先生方に感謝の気持ちを表したいと思います。
今回の番組は約47分。
パーソナリティーはBunbunと花ちゃん、コメンテーターとして私、ひぐまでお送りします。
全国の皆さん、そして伊敷台中学校の皆さん、どうぞお楽しみ下さい。