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都会のアスファルトの中にいると、
地球という大きな生き物との会話ができなくなるような気がします。
海や川、そして山に行き、水や土や風に接してみて、
忘れかけた何かを思い出す事も、時には必要かもしれません。
(ひぐま)
2011年2月16日(水)!第57回だっせぇ~!!
今回番組冒頭ではhanaが1月18日に行かせていただいた、
朗読&読み聞かせ の会、in 和歌山県田辺市立秋津川中学校!
の報告レポートをさせていただきました。
秋津川中学校の生徒さんたちによる炭琴の練習風景を取材したのが2010年11月。
その折に秋津川中学校への「お土産」としてひぐまプロデューサーが持たせてくださった
「コトバの玉手箱」CD。中平校長先生に手渡したところ、大変喜んでくださった。
そしてその日の帰り際、校長先生から「朗読」の打診を受けた。
学校側のリクエストで「杜子春」の朗読と、
余った時間はどう楽しむか?とコチラサイドで考えた結果、
その道のことならお任せの、ひぐまプロデューサーからの提案で
「これはノミのピコ」で大騒ぎすることに決定。2011年1月18日、2冊の本を持って秋津川中学校へ。
校長、教頭先生のお迎えを頂いて、いざ!全校生徒&お隣の小学校の高学年児童たちの待つ教室へ。
取材の際に結構お話をした生徒もありますから、hanaもなごみムードです。
ココロは「あ、ひさしぶり!元気やった?」てな感じ。
しかし、「杜子春」、朗読すればおよそ30分。結構な時間です。
中学生の皆にこの時間、耐えられるか??と、実は心配しまくっていたわたくし。
だって、じぃ~~~~~~~~~~っと聴いてるのは、座っているのは案外大変でしょ??
ところが!そんな心配をよそに、真剣に、しっかりがっつり、
それぞれがそれぞれの面持ちで、微動だにせず最後まで聴いてくれた。
これにはただただ、感謝と拍手です。
そして、後半の少し余った時間で谷川俊太郎:作 「これはノミのピコ」の絵本を読み聞かせです。
特にストーリーらしいストーリーはありません。でも盛り上がる。
一息で一気に長文を言い切る、遊び要素があるからです。
「早口コトバ」まではいかずとも、
繰り返しの中でもきちんと説明される登場人物たちの関係を必死にまくし立てる皆さん。
最後は先生方にも入っていただいて盛り上がっちゃいました!
さて、後日。
秋津川から届いた封書には、生徒の皆さんの
朗読会の感想が添えられていました。
う~ん。うれしい、がんばった甲斐があったよ。。。。。(涙)
みんな、物語の内容をきちんと把握して、
「読んでみたいと思った」と結んでくれている声も。
嬉しい限りです。
コトバの玉手箱 の制作を続けるのも、「音声で聴覚に訴える」ことで、新たな感性をかきたて、
読書のきっかけを促すことに繋がれば。。。という想いから。
朗読を聴いた後の感想としていただくコトバとしては
最高の喜びになりました。ありがとうございます!!
そして!続いては!「少年の主張」
今回は貝塚市立永寿小学校6年生松本良明さん、「少年環境守り隊を作ろう」です。
お父さんと一緒に地域の清掃活動に参加する良明君。畑を持っているお父さんから、
農薬のこと、清掃で集めた落ち葉が堆肥になること、いろいろな知識を教わります。
そんな中で、感じたこと、考えたこと。
大人にアドバイザーとなってもらい、若い力で行動を起こす。
地域の、果ては、地球の環境を守るために。
たくさんの知識や勇気をこれからもいっぱい身につけて、
志を同じくする中間達と共にアクションを起こして行く。。。。。
目の前の現実を見るチカラ。遠い未来を創造する想像のチカラ。
2通りの目線を同時に持ち使っていく。
少年の主張 のコトバの中に、たくさんの可能性が垣間見えてきます。
みんな、がんばれ!想いをアクションにつなげるのだ!お~わくわくしますな。
合間には
奄美大島のシンガーソングラーター教諭
はまだゆかり さん の曲を。
アルバム「南風の記憶」から
「日蝕」を聞いていただきました。
そして後半。「コトバの玉手箱」では、
濱田流陽 さんの 「風つかいのビーン」をお届け。
奄美大島で行われている「ネリヤカナヤ創作童話コンクール」
第5回(2009年度)小学2年生の部最優秀賞受賞作品です。
こ・れ・がっ!!!おいおいおい。。。。。小学生なのかい??
と突っ込みたくなるほどの出来栄え。
まずは聞いてみてください。
奄美の自然、濃い緑や透き通る海が見えてきそうです。
赤い鳥の印象が頭から離れな~い~♪
ステキなステキな世界をご堪能あれ!!!