ひぐまです。
私が勤める貝塚市立第二中学校の復興支援ボランティアの取り組みが
昨日の朝日新聞朝刊(大阪版)に掲載されました。
この取り組みは、昨年度までスクールカウンセラーとして勤務されていた
神戸学院大学教員の九十九綾子先生(実は本番組のホワイト先生)が、
学生を引率して石巻市などを訪問する復興ボランティアへの協力として行われました。
学生が避難所を訪問し、現地の子ども達と交流するプログラムの中で、
うちわやメダルを遊びの景品や参加賞に使っていただくというものです。
今回のボランティアのテーマは「つながる」。
遠く離れた大阪の中学生は、
復興支援に興味があっても、
現地へ行く事は現状ではできません。
募金活動はすでに行いましたが、
そのお金がどのように使われたかはわかりません。
しかし、現地を訪れる大学生にその思いを託し、
「つながる」ことで、
より実感のある活動になります。
今回は神戸学院大学の学生2名が来校し、
以前にボランティアへ行ったときの様子を、
写真やビデオを使いながら子ども達に紹介するレクチャーも併せて行いました。
これで自分たちの作成した物が、
どこでどのように使われるかということが、
具体的にイメージしやすくなったと同時に、
震災が非常に身近に感じられるようになったことと思います。
またメダルのデザインは、
本番組に2月2日の放送で登場していただいた
ご協力をいただき、「らいおんサン(act for japen)」を提供していただきました。
徳さんは、先月、本校2年生の仕事体験学習に関わって、子ども達に「仕事」について語る講師として貝塚ニ中にも来て下さっています。
このようにいろんなことが「つながる」ことで、教育という場所で、子ども達ひとりひとりにとって、より実りの多い、ボランティア活動をすることができました。
なお、以下にネットで公開されたasahi.comの新聞記事を転載致します。
貝塚市福田の市立第二中学校で9日、東日本大震災の被災地に贈るうちわに、生徒たちが手書きのメッセージを書き込んだ=写真。避難所で夏を迎える子どもたちに実用的な贈り物をしよう、と生徒会が呼びかけて実現した。
この日は、放課後に集まった1~3年の約40人が、白地のうちわに「応援してます」「笑顔になれるよう願ってます」などと書き込んだ。交流がある神戸学院大の学生ボランティアに託して宮城県石巻市の避難所に届ける予定だ。
生徒会長の3年生、植田洸平君は「中学生の自分は現地には行けないけど、少しでも力になりたい」と話した。
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